KATEKYO便り2025年10月号【昨年度公立高校卒業者の進路状況調査】

KATEKYO学院下関生・下関長府校生の皆さま

中間考査・下関中等の3回考査も終わり、考査結果と向き合っていることと思います。次の考査に向けてしっかりと取り組みましょう。

さて、今月のお便りでは両面にて、令和7年度に公立高校を卒業した生徒の進路状況を掲載しています。毎月発行していますKATEKYO便りの補足説明となりますので、あわせてお手元のKATEKYO便り2025年10月号をご覧ください。

まず、卒業生に占める大学等進学者の割合は52.2%(3494人)、そのうち46%(1608人)が国公立大学に進学していることがわかります。これは山口県内の高校数が減少し、高校全体の実業系高校の占める割合が高くなる中では、卒業生全体の進学への意識も、学業の意識も高かったといえます。

さらに進学者の動向を詳しくみてみると、系統別には1位「商学・経済学部」2位「工学部」の順に進学者数が多くなり、大学進学者には商業高校や工業高校から「推薦や総合型選抜を利用しての進学」も多いと推測されます。

その他専門学校や職業能力開発施設等入学者も含めると、卒業生に占める進学者の割合は71.8%(4808人)にもなり、高校進学時にどのような夢や進路の希望をもっていたとしても、そのほとんどが高校卒業時には「進学」を選択したとわかります。

これから受験を控える高校受験生の皆さんは、現在どのような進路希望を持っているでしょうか?今後数年間はまだ「受験先の選択肢」があり「進学先を考える時間の余裕」があります。

しかし、先日報道があったように2030年度には豊浦高校と長府高校が統合、2033年度には下関西高校と下関南高校が統合され、近い将来下関市内に公立高校が5校しかなく、下関市内の中心部に普通科高校が1~2校しかない状況になります。現在小学生である皆さんは「進学の選択肢」が少なく、「進学の判断が急がれる」時代がやってきます。「本当に高校受験一択でよいのか?」しっかりと考え、進路について適切に判断しましょう!

高校受験情報について、令和8年度山口県公立高校入試ボーダーライン表(合格ライン一覧)、2025年度私立高校入試の入試要項一覧を2025年10月10日にアップしました。詳しくはこちらの高校入試情報をご覧ください

私立中学入試要項の一覧についても2025年10月10日にアップしました。詳しくはこちらの中学受験情報をご覧ください

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受験までの時間は全受験生共通です。早くスタートすれば早く結果が出ます。過ぎた時間はかえってきませんので、正しい情報の元、正しい受験勉強のスタートができるようにしっかりと準備しましょう。

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